ボードゲームの世界に入ると、レビューや説明書でよく見かける「インタラクション」という言葉。 「なんだか専門用語っぽくて難しそう……」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
実はこの言葉、一言でいうと「プレイヤー同士の絡み(関わり合い)」のことなんです。
「ガッツリ絡んで遊びたい!」という人もいれば、「自分のペースでじっくり考えたい」という人もいます。私は、深く考えるゲームの「自分(のキャラ)が成長している」感じがとても気持ちいいなと思うこともあれば、親しい仲間としょうもない会話を楽しむような簡単なゲームも大好きです。
この記事では、インタラクションの意味を分かりやすく紐解き、あなたがもっとボードゲームを楽しめるようになる「自分にぴったりのゲームを見つけるコツ」をお伝えします。
1. インタラクションとは「他人の存在感」のこと
ボードゲームにおけるインタラクションとは、簡単に言うと「自分の行動が相手に影響を与え、相手の行動が自分に影響を与えること」を指します。
もっと噛み砕くと、ゲーム中の「他人の存在感の強さ」と言い換えてもいいかもしれません。
- 相手に邪魔される。
- 相手と協力する。
- 相手より先に資源を取る。
- 相手の心を読み合う。
これらすべてが「インタラクション」です。
2. インタラクションには「強弱」がある
どのくらい他人と関わりたいかは、人によって好みが分かれます。ここではインタラクションの強弱を3つのレベルに分けて紹介します。最後にレベルごとに応じたおすすめのボードゲームを紹介しますのでぜひそちらもご覧ください!
【レベル:弱】自分の世界に没頭!「ソロプレイ感」
自分のボードをコツコツ育てたり、パズルを解いたりするタイプのゲームです。相手に計画を邪魔されることが少ないので、自分の実力を試したい時や、じっくり考えたい時にぴったりです。
【レベル:中】ほどよい緊張感!「間接的な絡み」
「早い者勝ちで場所を取る」「場にあるカードを先に奪い合う」といったタイプ。直接攻撃はしないけれど、相手の動きを見ていないと勝てない、バランスの良い距離感です。
【レベル:強】バチバチの心理戦!「直接的な絡み」
相手のカードを奪ったり、交渉したり、正体を見破ったりするタイプ。会話が弾みやすく、ドラマチックな展開が生まれますが、負けると悔しい思いをすることもあります。
3. 自分にぴったりのゲームを見つける「3つのコツ」
言葉の意味が分かったところで、自分に合うゲームをどう選べばいいのか。そのコツをお伝えします。
① 「どんな気分になりたいか」で選ぶ
ヒリヒリした勝負を楽しみたいのか、それともみんなでワイワイ笑いたいのか。「勝利」が目的か、「交流」が目的かで選ぶ基準が変わることを伝えます。
② 「誰と遊ぶか」というメンツを想像する
負けず嫌いな仲間ならガッツリした陣取りや騙し合いのゲームはとても盛り上がります。穏やかに遊びたいとか、思考と結果に集中したいという場合には、直接攻撃のないパズル系。「ゲームが面白いかどうかは、一緒に遊ぶ人との相性で決まる」ということもあります。
③ 「インストのしやすさ(説明の聞きやすさ)」を考慮する
「説明を聞いているだけでワクワクするか」「理解に苦しんで疲れないか」も、自分にぴったりなゲームを見つける重要な指標です。
他の記事でまとめていますが、ゲームをする上では「安心・安全」が一緒に遊ぶ仲間同士にあればそれが面白さに直結します。インストをして「わかった!」と思えると安心につながりますよね。
まとめ:面白いゲームは無限にある!
インタラクションという言葉を知ると、自分に合う「ちょうどいい距離感」のゲームが探しやすくなります。
どのタイプが良い・悪いではなく、「今の自分にとって最高に面白いゲーム」を見つけるための物差しとして使ってみてください。
私は普段、ボードゲームの「インスト(ルール説明など)」について発信しています。相手の好みに合わせたゲーム選びも、最高のインストの第一歩。これからも一緒に、ボードゲームの楽しさを広めていきましょう!
面白いゲームは世界中にたくさんあります。この記事が、あなたにとっての「神ゲー」に出会うきっかけになれば嬉しいです!
【タイプ別】自分にぴったりの距離感を見つける!おすすめゲーム7選
1. 【弱:自分の世界に没頭】じっくり楽しみたい派
- 『パッチワーク』 2人専用。自分だけのキルトをパズル感覚で埋めていく、穏やかで美しい時間。
- 『サニーデイ』タイルを並べて風景を作る楽しさがメイン。他人を気にせず、自分の作品作りに集中できます。
2. 【中:ほどよい緊張感】駆け引きを味わいたい派
- 『宝石の煌めき』相手が欲しそうな宝石を先に取る「早い者勝ち」のヒリヒリ感がたまらない王道ゲーム。
- 『カタン(スタンダード版)』資源の奪い合いや「交渉」など、ボードゲームらしい「絡み」の楽しさがすべて詰まった名作。
3. 【強:バチバチの心理戦】会話や表情を楽しみたい派
- 『ラブレター』相手の手札を読み、わずかな隙を突く。短時間で濃密な心理戦が味わえる日本発の傑作。
- 『スカル』「ハッタリ」だけで戦う、究極の心理戦。相手の顔色をうかがう楽しさは随一です。
その他、ボードゲームのインストについてまとめた記事もあります!よかったら見てみてください。


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